画像出展 https://www.suntory.co.jp/whisky/hakushu/
森香るハイボールって、家でどうやってつくるの?
居酒屋とかでたまにみるけど、高くて飲めない…
こんなお悩みを解決します。
この記事の内容
・森香るハイボールを作るために用意するもの3つ
・森香るハイボールの作り方
この記事の信頼性
この記事を書いている僕は、次のようなウイスキーマニアです。
・ウイスキー歴4年
・ウイスキーテイスティング数300銘柄以上
・ウイスキー所持120本突破
・趣味は蒸留所巡りで、ウイスキーに使ったお金は100万円以上…
今回は、「森香るハイボールの作り方」について解説していきます。
最近は本当に暑いですね…
僕は毎年暑くなってくると、ハイボールをよく飲みますが、こないだある場所でハイボールの作り方を教わってきました。
そう、ある場所とは、白州蒸留所です!
白州蒸留所の工場見学の際に、白州を使った「森香るハイボール」を教わってきたので、みなさんにも作り方を紹介します。
森香るハイボールは、ほんのり甘味のある中に爽やかな香りがバッと広がる味わいで、最高すぎるので注意。
この記事を読むだけで、白州(森香る)ハイボールの作り方が分かるはずです。
森香るハイボールを作るために用意するもの3つ
結論、この3つあれば森香るハイボールは作れます。
①シングルモルト白州(ノンエイジ)
②炭酸水
③ミント(なくても可)
①ウイスキー
「森香るハイボール」のウイスキーは、ノンエイジ(年数表記のない)の白州を選ぶのが基本になります。
年数表記があるものは、白州12年、白州18年、白州25年など、今や絶滅危惧種のウイスキーばかりで、ハイボールにしよう!という方は少数派でしょう笑
そもそも、白州ってどんなウイスキーなの?
白州について、簡単に表でまとめました。
品名 | 白州 |
メーカー | サントリー |
種類(原材料) | シングルモルトウイスキー |
種類(産地) | ジャパニーズウイスキー |
生産地域 | 日本(山梨県北杜市) |
アルコール度数 | 43% |
容量 | 700ml(レギュラーボトル) 180ml(ベビーボトル) |
価格帯 | ¥4,500~¥10,000 |
香り | 新緑の森 |
味わい | 新緑の森にいるような爽やかさ、ほんのりはちみつ |
おすすめの飲み方 | ハイボール |
相性のいい食べ物 | チーズ、ソーセージ、天ぷら全般 |
初心者おすすめ度 | (4.5 / 5)(4.5点) |
肝心の白州がどこにも売ってないんだが…
どうしてくれんねん!代わりのもの教えろやぁ!
そんな怖い方にも代用できるウイスキーを紹介しておきます。
同じサントリーから発売されているスペシャルリザーブが、代用ウイスキーの筆頭でしょう。
スペシャルリザーブには白州がブレンドされているため、言ってしまえばほぼ白州です汗
白州由来の爽やかさもしっかり感じることができますよ!
リザーブについては、サントリーリザーブのハイボールはうまい?最高の飲み方を徹底追究にて詳しく解説していますので、あわせてご覧ください。
②炭酸水
キンキンに冷やした炭酸水を用意してください。
何度もいいますが、キンキンに冷やすことがポイントです。
理由は後述します。
炭酸水は、せっかく森香るハイボールを楽しむならサントリー ザ・プレミアムソーダを選ぶといいです。
あんまりスーパーには売っていませんが、サントリーがつくっている炭酸水ということもあって、白州とも相性が最高。
もちろん、定番のウィルキンソンでも間違いないですね。
③ミント
こちらは、白州蒸留所で森香るハイボールを教わったときに、おすすめのトッピングです。
最悪ミントはなしでもいいですが、「森香る」をしっかり感じるには入れたほうがいいでしょう。
森香るハイボールの作り方
結論、この6つの手順で森香るハイボールがつくれます。
・手順①|炭酸水を冷蔵庫に冷やしておく
・手順②|グラスに氷を目いっぱいまで投入し、かき混ぜてグラスを冷やす
・手順③|ウイスキーをグラスに注ぎ、かき混ぜてウイスキーを冷やす
・手順④|炭酸水を氷にあてないようにして、ゆっくりグラスに注ぐ
・手順⑤|マドラーなどを縦に1回だけ入れる
・手順⑥|ミントを手のひらにのせ、一度パンッと叩いてグラスに入れる
できあがったら、ぬるくなる前に楽しみましょう。
いやいや、作る手順多くてよくわからないんだけど、、
なんでここまでしないとダメなのか教えてほしい
めんどくさい工程には全て意味があります。(意味深)
次に、手順一つひとつ詳しく説明していきます。
手順①|炭酸水を冷蔵庫に冷やしておく
まずは、炭酸水を冷蔵庫に入れて冷やしておきましょう。
あとで、氷で冷えるから別に冷やしておかなくてもいいんじゃないの?
実際に比べてもらうとわかりますが、炭酸水を冷やしておかないと、ハイボールがまずくなります。
ハイボールは炭酸が命。
ぬるい炭酸水を使ってハイボールをつくると、炭酸が弱くなります。
なぜなら、ぬるい炭酸と氷がぶつかることで、温度差によって炭酸がはじけてしまうためです。
おいしい森香るハイボールを飲むためにも、事前に炭酸水は冷蔵庫で冷やしておきましょう。
間違えて炭酸水を冷凍庫に入れてしまうと炭酸はなくなるので、きちんと冷蔵庫にいれましょう。
手順②|グラスに氷を目いっぱいまで投入し、かき混ぜてグラスを冷やす
次に、グラスに氷を目いっぱいまで入れて、マドラーなどで氷をかき混ぜてグラスを冷やしましょう。
氷をいっぱいいれるのも、グラスを冷やすのもどんな意味があるの?
どちらも炭酸を弱くしないために必要です。
①で冷えた炭酸水との温度差を極力なくし、炭酸が抜けにくくすることができます。
要はグラスが冷えればいいので、事前にグラスも冷蔵庫で冷やしておけば、氷をまぜなくてOKです
氷をまぜていくと水がでてきますので、切っておくとウイスキーが薄まりにくいです
手順③|ウイスキーをグラスに注ぎ、かき混ぜてウイスキーを冷やす
つぎに、ウイスキーをグラスに注いで、かき混ぜてウイスキーを冷やしていきます。
こちらは、ウイスキーを冷凍庫で冷やしておいてもOKです
ウイスキーはアルコール度数が高いので、冷凍庫に冷やしておいても凍ってしまうことはないので安心してください。
手順④|炭酸水を氷にあてないようにして、ゆっくりグラスに注ぐ
次に、炭酸水を氷にあてないようにして、ゆっくりグラスに注いでください。
氷にあてないようにするのもおいしいハイボールづくりに関係があるの?
こちらも温度差が関係しています。
キンキンに冷やした炭酸水でも、氷との温度差はまだまだあります。
できるかぎり、近い温度のもの同士であわせてあげよう!ということですね
めんどくさいですが、もうすぐで完成ですので、がんばりましょう。
手順⑤|マドラーなどを縦に1回だけ入れる
次にマドラーで縦に1回だけ入れるだけでいいです。
この工程が意外と重要です。
なんできちんと混ぜなくていいの?
ウイスキーがグラスの底に溜まってしまうんじゃ…
このように思われる方が非常に多いですが、大丈夫です。
炭酸は性質上、モノを上に持ち上げる効果がありますので、ウイスキーも上に持ち上げてくれます。
さすがに限度はあるので、一度だけ縦にマドラーを入れて混ざり具合を助けてあげる訳ですね。
よくマドラーでぐるぐる混ぜる人がいますが、大切な炭酸がみるみる無くなっています。
おいしいハイボールを楽しむためにも、「マドラーで縦に1回だけ」をきちんと守ってくださいね。
手順⑥|ミントを手のひらにのせ、一度パンッと叩いてグラスに入れる
最後に、ミントを手のひらにのせて、一度パンっと叩いてからグラスに入れて完成です。
ミントを叩いてからいれる理由はなにかあるの?
ミントをたたくと、組織の中から香りがバッと出てくるためです。
さっぱりとした香りを出すためにも、叩くのは1、2回程度でいいです。
逆に何度も叩くと、ミントの苦味が出すぎてしまうので、注意しましょう
この手順をきちんと守れば、おいしい森香るハイボールが楽しめるはずです。
是非家でも試していただけると幸いです。